「ごぼう」がチョコレートになっていた件
スーパーで、かなり気になる商品を見つけました。
株式会社あじかんの「GOVOCE(ゴボーチェ)」です。

なんと、カカオ不使用!ごぼうから作られた“チョコレート風スイーツ”です。
チョコレート研究の専門家、広島大学の上野聡教授も協力されているそうです。
こりゃ、買うしかない!!!
最初は、「え、ごぼう?」と半信半疑だったのですが、実際に食べてみると、かなり驚きました。
香りが、想像以上にチョコレートに近い!
もちろん完全に同じではないのですが、焙煎感やカカオっぽいニュアンスがあり、「脳がチョコと認識する感じ」があります。
ごぼうを焙煎することで生成する香気成分が、チョコレートらしさに寄与しているのかもしれません。
香気成分をうまく再現できれば、別原料でも「それっぽく」感じられる。
今回のゴボーチェは、まさにその好例かもしれません。
調べてみると、ゴボーチェとチョコレートには、共通する香り成分が8種類存在するとのこと。
香気分析をやっている立場としては、ますます中身が気になる…。
ということで、来週、研究室のGC-MSでも分析してみたいと思います。
ちなみに製造所は、東京フード株式会社とのこと。
多くの方はご存知ないと思いますが、業務用チョコレートを販売している、業界では有名な企業です。
余談ですが、一般消費者向けに商品を販売する企業を「BtoC(Business to Consumer)」企業、
一方で、企業向けに原料や素材を供給する企業を「BtoB(Business to Business)」企業と呼びます。
東京フード株式会社は、どちらかというとBtoB寄りの企業で、普段は名前を見かけなくても、
実は多くのお菓子や食品に関わっている企業だったりします。
就活生のみんなへ。
BtoB企業は、BtoC企業と比べると一般的な知名度は低いですが、
食品業界を支えている、面白くて技術力の高い企業がたくさんあります。
個人的には、かなりおすすめです!
吉永

