研究室に新メンバー!そして太田油脂奨励研究賞を受賞しました

後期の研究室活動がスタートしました!

福島大学食農学類では、3年生の後期から研究室に配属され、本格的に卒業研究に向けた活動が始まります。

今年度、食用油脂研究所には、新たに佐々木さん、鈴木さん、橋本さんの3名が配属されました。

これから一緒に、油脂の研究を楽しんでいきましょう!
どうぞよろしくお願いします。

さて、話は変わりますが、このたび日本脂質栄養学会より「太田油脂奨励研究賞」をいただきました!

研究テーマは、

「安定同位体トレーサーを用いた母子間のDHA移行機構の解明」

です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚などに多く含まれる脂肪酸で、胎児や乳児の脳の発達に重要な成分です。

胎児や乳児は、DHAをお母さんから「へその緒(胎盤)」や母乳を介して受け取ります。そのため、妊娠中・授乳中のお母さんが食事からDHAを摂取することはとても大切だと考えられています。

一方で、近年は「魚離れ」が進み、魚を食べる機会が少なくなっています。

そこで私たちは、「お母さんが食べたDHAは、どのように赤ちゃんへ届けられるのか?」という疑問に着目しました。

DHAに目印となる安定同位体をつけ、その行方を追跡することで、母親が摂取したDHAが胎児や乳児へどのように移行するのかを明らかにしようとしています。

この研究を通じて、母子間におけるDHAの移行メカニズムを明らかにするとともに、妊娠中・授乳中の魚やDHA摂取の大切さを科学的に伝えていければと思っています。

これからも「食べた油が体の中でどうなるのか?」を追いかけていきます!

吉永